2016年12月28日水曜日

「とっとり秋の読書大賞2016」もこれをもって終了です。

いよいよ今年も終わりに近づきました。
「とっとり秋の読書大賞2016」もこれをもって終了です。

地味な企画ではありますが、来年ももし「とっとり秋の読書大賞」スタートのコメントがあがりましたら、ぜひおつきあいください。

皆様、どうかよいお年を!

2016年11月14日月曜日

【別バージョン】本の学校今井ブックセンターでフェアをしてもらっています。

本の学校今井ブックセンターでのフェア、別バージョンです。
どうもありがとうございます!



2016年11月5日土曜日

鳥取県立図書館でも展示されています!

展示した本が1日で半分くらい借りられたそうです。
毎年ありがとうございます!





2016年10月28日金曜日

ヨシタケシンスケさんより色紙をいただきました!


著者のヨシタケシンスケさんからメッセージをいただきました!
ヨシタケさんの作品を彷彿とさせる素敵なイラストつきです。
ん?鳥がいるのは、もしかして「鳥取」だから?!・・・なんて、深読みしすぎでしょうか。
受賞作品とともに大切に展示させていただきたいと思います。
ありがとうございました♪

2016年10月27日木曜日

すべてのコメントをご覧になれます。

https://1drv.ms/p/s!AhwJubwU8T1WgREadhw-X-nOq6nf

大賞発表用のポスターです!



大賞決定!


今年もこの日を迎えることができました。
ご協力いただいた方々には心より感謝いたします。

ノミネート作品を読んだ上で、順位をつけて選考員に投票してもらい、
1位=5ポイント、2位=3ポイント、3位=1ポイントで集計しました。
その結果、以下のように「とっとり 秋の読書大賞2016」の大賞が決定しました!


『このあとどうしちゃおう』35pt



『羊と鋼の森』33pt


『夜を乗り越える』27pt


『翻訳できない世界のことば』 22pt





私たち学校司書は、日頃それぞれが所属する学校の生徒、教職員に向けて本を選んでいます。
この企画は日々の選書やコミュニケーションを通じ、知りえた本の中から
それぞれが「心に残った本で、ぜひだれかに読んでもらいたいと思ったもの」を選びました。

この企画が誰かの本との素敵な出会いにつながるといいなと思います。

もう少しだけ、関連したお知らせをアップする予定です。
今しばらくお付き合いいただきますようお願いします。


2016年10月26日水曜日

予定通り、明日「とっとり秋の読書大賞2016」発表させていただきます!

皆様報道等でご存知のとおり、「とっとり秋の読書大賞2016発表を前にして、鳥取県中部を震源とした地震が起きました。
同じ鳥取県でも地域によって被害の状況がかなり違い、倉吉市を中心とした地域に特に大きな被害が出ております。
被災された方々へ心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地域へのご心配・ご支援本当にありがとうございます。
「あきどく」参加者・スタッフの中にも、勤務校がかなり被害を受けた者もありますが、こうした学校図書館では、現在復旧に向けた取り組みが始まっています。
またその後の様子などお伝えできたらと思っております。
いろいろとご心配をおかけしましたが、予定通り、明日「とっとり秋の読書大賞2016」発表させていただきます!

2016年10月22日土曜日

コメント紹介 その7




『探検!東京国立博物館』 藤森照信、山口晃


わが国最古の博物館、東京国立博物館を建築家と画家の二人が訪問。展示品のみならず、建物や調度品の見どころも細かく紹介。



『一日がしあわせになる朝ごはん』 小田真規子/料理 大野正人/文


朝ごはんを食べない理由は人それぞれ、「時間がない」「面倒」「食欲がない」など・・・。そんな言葉と常識を吹き飛ばしてしまいそうな自由で楽しいレシピ本です。



『誰がために鐘を鳴らす』 山本 幸久


ハンドベルを扱った小説は、おそらく珍しいと思います(しかも、男子のみの高校が舞台)。ハンドベル部のメンバーそれぞれに背景があり、それらがきっかけとなって、彼らがひとつにまとまっていく。ハンドベルの優しいイメージと、彼らの熱さのギャップも面白いです。

2016年10月15日土曜日

コメント紹介 その6



『いのちを“つくって"もいいですか? ―生命科学のジレンマを考える哲学講義』 島薗進

生命をつくったり、選ぶことができる、ということはどのようなことを意味するのか。 人間が幸せに生きるとはどういうことかを考えさせられました。



『谷崎潤一郎文学の着物を見る』 大野 らふ、中村 圭子


去年、今年と谷崎潤一郎関連本がたくさん出てホクホク。そのなかでもこれはパラパラと眺めるだけで楽しい。和装のことはわからないのでカラー写真が多いってのはほんとに助かる。



『夜行性動物写真集』 トレア・スコット/著、 川岸史/訳 


漆黒のバックに、くっきりと映し出されるユキヒョウ、ビルマニシキヘビ、カピバラ…。まずその写真の美しさに目をうばわれます。その多くが、傷ついたり孤児になり保護された野生動物たちで、すでに個体数が激減している動物もいます。じっとこちらを見つめるその姿に、世界はどう映っているのだろうと胸が痛みます。


2016年10月8日土曜日

コメント紹介 その5




『世界の辺境とハードボイルド室町時代』 高野 秀行、 清水 克行

ソマリアだけではなく、東南アジアやインドなどと中世日本の類似性なども指摘されていて面白い。公平性における信長とイスラム主義とか、新米より古米のほうが値段が高いとか、綱吉の画期的なところとか、中古車と穢れと使い捨てとか。対談なので緻密に積み上げていく感じではないんだけど、個々のエピソードが刺激的すぎる。そして、清水克行と藤木久志や夏目房之介といった師匠たちとの心温まるエピソードや、対談者二人の現代を相対化しようという真摯な眼差しは読んでいて気持ちよかった。



『家康、江戸を建てる』 門井慶喜


大河ドラマ「真田丸」とちょうど時代がかぶる本書。治水事業に始まり、飲み水の確保に、貨幣の鋳造、江戸城築城など江戸という都市の成り立ちと、家康の武力だけではない天下人を目指したあの手この手の深謀遠慮がうかがえて、さらにドラマも楽しめそうです。



『タスキメシ』 額賀 澪


駅伝を題材にした小説。この作品のテーマである、好きなことを“あきらめる勇気”と、そんな状況でも“続けていく勇気”との葛藤は、スポーツに限らず、誰もが経験することではないでしょうか。でも自分は、この主人公のように自分の選択を「後悔していない」と言えるだろうか。これまでの人生を、ふと振り返ってしまいました。

2016年10月1日土曜日

コメント紹介 その4



『ふるさとを元気にする仕事』 山崎亮

印象に残る言葉や考え方に沢山出会えました。地方活性化に関することだけでなく、働き方を振り返ったり、ふるさとや今いる場所でよりよく暮らすすべを考えるきっかけになります。



『日本海 その深層で起こっていること』 蒲生俊敬

日本列島の“母なる海”ともいうべき日本海の大切さを様々な角度から取り上げた海洋科学ミステリー。日本、特に鳥取に住んで日本海の恩恵を受けている鳥取県民なら是非読んでほしい1冊です。




2016年9月26日月曜日

今年のポスターです。


ポスター作成者は倉吉東高等学校の福田菜月さんです。

2016年9月24日土曜日

コメント紹介 その3




『夢は牛のお医者さん』 時田美昭


小学生の頃の牛とのふれあいの中で、「牛のお医者さんになる」という夢を抱き、努力を重ねてそれを現実にして、現在「牛のお医者さん」としてがんばっている方の実話をもとにした1冊。夢を叶えるために頑張る姿、そして夢が叶ったことはゴールではなくスタートと捉えて「牛のお医者さん」として牛のために頑張る姿に心を打たれます。



『すごい! 鳥取市100』  すごい!鳥取市プロジェクト

浅田政志さんの写真が大好きです。発想の自由なところがたまりません。その浅田さんが鳥取市を撮った写真集です。鳥取がすごいのか浅田さんの写真がすごいのか?



『向田理髪店』  奥田英朗


 北海道の過疎の町で、ほのぼのしたり、ドキドキしたり、そんな中に地域の繫がりを感じる心温まるお話でした。


2016年9月17日土曜日

コメント紹介 その2

さて、その2です。
季節の変わり目、ご自愛ください。



『宇宙画の150年史』 ロン・ミラー/著 日暮雅通,山田和子/訳
150年の間に描かれた様々な宇宙画。
どの年代のものも、人間の、未知なるものに対するおそれや期待が詰まっていて、好きです。



『西洋菓子店プティ・フール』 千早 茜

こんな洋菓子店が近くにあったら毎日通うのに・・



『若冲 ぞうと出会った少年』 黒田志保子

江戸時代の京絵師「伊藤若冲」。その美しく繊細な絵をよ~く見ると、葉っぱの腐った部分も描かれている。なぜ「美しくない」自然も描いたのか?なぜ裕福な商家の跡取だったのに絵師になったのか?この本を読んで少しわかった気がした。本を読んだ後、もう一度彼の絵を見てみよう。変わり者と言われながらも絵に情熱を注ぐ、一青年の姿を思い浮かべ、胸がキュンとなるにちがいない・・・











2016年9月9日金曜日

コメント紹介 その1

ノミネート作品、いかがでしたか?
ノミネートには入らなかった作品へのコメントを、今年も紹介していきたいと思います。



『18きっぷ』朝日新聞社、朝井リョウ

人生の第一歩を踏み出した18歳の若者46人を紹介しています。未来に向かって進もうとする姿がかっこいい。みんな、眩しすぎるぞ!



『THE SAPEUR コンゴで出合った世界一おしゃれなジェントルマン』茶野邦雄

かっこいいサプールの写真集です。 貧しい国コンゴ共和国のオジサマ達が収入の何倍もする高級ブランドに身を包み、街を闊歩している。ステキです!



『ツバキ文具店』小川糸


文具店とはいえ、主な仕事は代筆屋。自分の想いを上手に伝えられない依頼主の代わりに手紙を書いて伝える。手紙と言ってもされど手紙。その字体、文体で想いを伝える面白さがある。鎌倉の小さな文具店での人間模様が温かい。


2016年8月23日火曜日

「とっとり秋の読書大賞2016」 ノミネート作品の発表です!

今年のノミネート作品です。


・『翻訳できない世界のことば』 エラ・フランシス・サンダース


・『羊と鋼の森』 宮下奈都


・『夜を乗り越える』 又吉直樹


・『このあとどうしちゃおう』 ヨシタケシンスケ




以上、4作品です。



これら4作品を選考員が読んだ上で投票し、
「とっとり 秋の読書大賞2016」を決定します。

大賞の発表は10月27日(木)の予定です。
どれが大賞になるでしょうか、一緒に楽しんでもらえればうれしいです。

どうぞよろしくお願いいたします。