「とっとり 秋の読書大賞2012」の一次選考のコメント、二次選考のコメント、全て公開します。
以下のリンクからダウンロードできます。
本を選ぶときの参考になれば幸いです。
「とっとり 秋の読書大賞2012」の全コメント集
2012年11月7日水曜日
2012年11月4日日曜日
2012年11月3日土曜日
2012年10月27日土曜日
「とっとり 秋の読書大賞2012」大賞決定!!
今年もこの日を迎えることができました。
ご協力いただいた方々には心より感謝いたします。
ノミネートの7作品を読んだ上で、
1,2,3位という順位をつけて選考員に投票してもらい、
1位=5ポイント、2位=3ポイント、3位=1ポイントで集計しました。
その結果、以下のように「とっとり 秋の読書大賞2012」大賞が決定しました!
大賞
『きみはいい子』 中脇初枝 (58ポイント) 著者の中脇初枝先生より受賞のコメントをいただきましたのでご紹介いたします。
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このたびは、「とっとり 秋の読書大賞2012」をいただき、ありがとうございます。
思えば、わたしも、かつて、図書室に入りびたりのこどもでした。
本の専門職として、日々、
こどもたちに本を手渡す仕事をされているみなさんに、 えらんでいただいたことを光栄に思います。
今年の五月に、家族で鳥取砂丘に行きました。
砂丘は美しく、食べものはおいしく、楽しい思い出になりました。
そんな鳥取のみなさんと、こうしてご縁ができて、 とてもうれしいです。
あなたはいい子。わたしもいい子。
そんな思いが、たくさんのひとに伝わることを願っています。
中脇初枝
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思えば、わたしも、かつて、図書室に入りびたりのこどもでした。
本の専門職として、日々、
今年の五月に、家族で鳥取砂丘に行きました。
砂丘は美しく、食べものはおいしく、楽しい思い出になりました。
そんな鳥取のみなさんと、こうしてご縁ができて、
あなたはいい子。わたしもいい子。
そんな思いが、たくさんのひとに伝わることを願っています。
中脇初枝
以下、獲得ポイント順に発表します。
『舟を編む』 三浦しをん (53ポイント)
『楽園のカンヴァス』 原田マハ (38ポイント)
2012年10月26日金曜日
コメント紹介の第7弾!
さて、明日10月27日(土)には大賞発表です。
『おべんとうの時間 2』 阿部了,阿部直美
“弁当”を通してだからこそ語られるひとつひとつのエピソード。それにはそれぞれの人が歩んできた人生や家族の記憶が滲み出ています。普通の人のなんてことのない日常が、かけがえなく愛おしいものだと気づかせてくれる一冊です。一巻と同じ編集スタイルですが、本巻では震災後の東北も訪れており、それがまたこの本に特別な意味を与えていると思います。
『PK』 伊坂幸太郎
絶望か希望か― 伊坂幸太郎はやっぱり希望を選んでくれた、というところが嬉しかった。
誰かが時代のある分岐点で、苦しみながら勇気を出して選んだ、ちょっとした希望。その希望が誰かを刺激し、また新しい希望を生む。そんな希望の連鎖を作りたくなる本。自分も勇気を出して希望を選ぼう!と励まされた。
『ブラック・アゲート』 上田早夕里
ジガバチは獲物に卵を産みつけ、卵からかえった幼虫はその獲物を栄養にして大きくなる。幼虫は最終的には獲物を食い尽くして成虫になる。そんな習性持つ蜂である。
もしも、その獲物が人間であったらどうなるのか。というのがこの物語の出発点だ。そんな蜂が突然変異で生まれたらどうなるか。あまり映像化して欲しくない類の話である。
こんな設定だと、人間対蜂の戦いを連想するかもしれないが、そんな単純なものではない。幼虫に寄生された子どもをなんとかして守ろうと逃げる親子、そして、それを捕まえて隔離しようとする組織…。どちらかというと人間対人間の戦いだ。
追われる側を描いた単なる逃走劇だったらそれほど面白くなかったと思う。だんだんと追う側の事情も明らかになるにつれて没頭して読んでしまった。
そして、子ども同士が話してる場面がとても印象的だった。
『千年鬼』 西條奈加
短編連作なので、1編ずつ読みながらもうちょっと長く読みたい!と終わるのがおしくて。次第にわかってくる物語の全容に引き込まれ、ラストの切ないシーンには眼がうるうるでした。
『おべんとうの時間 2』 阿部了,阿部直美
“弁当”を通してだからこそ語られるひとつひとつのエピソード。それにはそれぞれの人が歩んできた人生や家族の記憶が滲み出ています。普通の人のなんてことのない日常が、かけがえなく愛おしいものだと気づかせてくれる一冊です。一巻と同じ編集スタイルですが、本巻では震災後の東北も訪れており、それがまたこの本に特別な意味を与えていると思います。
『PK』 伊坂幸太郎
絶望か希望か― 伊坂幸太郎はやっぱり希望を選んでくれた、というところが嬉しかった。
誰かが時代のある分岐点で、苦しみながら勇気を出して選んだ、ちょっとした希望。その希望が誰かを刺激し、また新しい希望を生む。そんな希望の連鎖を作りたくなる本。自分も勇気を出して希望を選ぼう!と励まされた。
『ブラック・アゲート』 上田早夕里
ジガバチは獲物に卵を産みつけ、卵からかえった幼虫はその獲物を栄養にして大きくなる。幼虫は最終的には獲物を食い尽くして成虫になる。そんな習性持つ蜂である。
もしも、その獲物が人間であったらどうなるのか。というのがこの物語の出発点だ。そんな蜂が突然変異で生まれたらどうなるか。あまり映像化して欲しくない類の話である。
こんな設定だと、人間対蜂の戦いを連想するかもしれないが、そんな単純なものではない。幼虫に寄生された子どもをなんとかして守ろうと逃げる親子、そして、それを捕まえて隔離しようとする組織…。どちらかというと人間対人間の戦いだ。
追われる側を描いた単なる逃走劇だったらそれほど面白くなかったと思う。だんだんと追う側の事情も明らかになるにつれて没頭して読んでしまった。
そして、子ども同士が話してる場面がとても印象的だった。
『千年鬼』 西條奈加
短編連作なので、1編ずつ読みながらもうちょっと長く読みたい!と終わるのがおしくて。次第にわかってくる物語の全容に引き込まれ、ラストの切ないシーンには眼がうるうるでした。
2012年10月24日水曜日
コメント紹介の第6弾!
コメント紹介の第6弾です。
今度の土曜日にはもう大賞発表なのか…。早いな…。
今回も3作品の紹介です。
よろしくお願いいたします。
『地球のごはん 世界30か国80人の“いただきます!”』 ピーター・メンツェル,フェイス・ダルージオ
『日本の七十二候を楽しむ 旧暦のある暮らし』 白井明大
日本には四季だけでなく二十四の気、七十二の候という季節があること、お恥ずかしいですが知りませんでした。
旧暦をもとにした暮らしには、昔の人々の暮らしの知恵や工夫、他人に対する思いやりが詰まっています。読後は何気ない景色や食べ物もよく観察するようになり、いろいろな発見もありました。ずっと大切にしたい、気持ちが豊かになる1冊。
『ゼロ! こぎゃんかわいか動物がなぜ死なねばならんと?』 片野ゆか
動物管理センター(現:動物愛護センター)で殺処分される犬や猫の命を守るため懸命に働いたセンタースタッフ、NPO、市民ボランティアたちを追ったノンフィクション。人間の身勝手でたくさんの命が殺されている現実に考えさせられ、その現実を変えようと粘り強く努力する人たちの姿に心打たれます。
今度の土曜日にはもう大賞発表なのか…。早いな…。
今回も3作品の紹介です。
よろしくお願いいたします。
『地球のごはん 世界30か国80人の“いただきます!”』 ピーター・メンツェル,フェイス・ダルージオ
「地球家族」シリーズの最新刊。世界各国の様々な職業の人の一日の食事を総カロリー順に写真で紹介する。
日本には四季だけでなく二十四の気、七十二の候という季節があること、お恥ずかしいですが知りませんでした。
旧暦をもとにした暮らしには、昔の人々の暮らしの知恵や工夫、他人に対する思いやりが詰まっています。読後は何気ない景色や食べ物もよく観察するようになり、いろいろな発見もありました。ずっと大切にしたい、気持ちが豊かになる1冊。
『ゼロ! こぎゃんかわいか動物がなぜ死なねばならんと?』 片野ゆか
動物管理センター(現:動物愛護センター)で殺処分される犬や猫の命を守るため懸命に働いたセンタースタッフ、NPO、市民ボランティアたちを追ったノンフィクション。人間の身勝手でたくさんの命が殺されている現実に考えさせられ、その現実を変えようと粘り強く努力する人たちの姿に心打たれます。
2012年10月19日金曜日
コメント紹介の第5弾!
コメント紹介の第5弾です。
はやいもので大賞発表までほぼ一週間!
来週の土曜日には発表です!
よろしくお願いいたします。
『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』 マーティン・ファクラー
福島から避難してきた人が「とにかく情報がなかった」と言っていた。なぜか。この本を読んでよく分かった。
『続・悩む力』 姜尚中
全国学校図書館大会での講演のお話が印象深い。人生の師を持つことの意味、書物の持つ力を伝えてくれます。
『日本のデザイン』 原研哉
日本を代表するグラフィックデザイナーである原研哉氏が、これからの「日本」をどう「デザイン」するのかを提言する1冊。「立ち戻るべきは『感受性』である」…この言葉、これからを生きる高校生に、しかと受け止めてほしい。
はやいもので大賞発表までほぼ一週間!
来週の土曜日には発表です!
よろしくお願いいたします。
『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』 マーティン・ファクラー
福島から避難してきた人が「とにかく情報がなかった」と言っていた。なぜか。この本を読んでよく分かった。
『続・悩む力』 姜尚中
全国学校図書館大会での講演のお話が印象深い。人生の師を持つことの意味、書物の持つ力を伝えてくれます。
『日本のデザイン』 原研哉
日本を代表するグラフィックデザイナーである原研哉氏が、これからの「日本」をどう「デザイン」するのかを提言する1冊。「立ち戻るべきは『感受性』である」…この言葉、これからを生きる高校生に、しかと受け止めてほしい。
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