さて、第1弾はどうだったでしょうか?
今回も3つ紹介します。
・佐藤青南『消防女子!!女性消防士・高柳蘭の誕生』
女性消防士を主人公に、消防士の卵から成長していく物語。その中に軽いミステリーも織り交ぜてあり、飽きることなく読み切れる。消防士という過酷な職業を感じることもできる。クライマックスは停泊中の大型豪華客船が炎上する事態が発生。消火と救護のシーンは息つく暇を与えないほどハラハラさせる。そのあとの感動はひとしお。
・塩沢槇『「手仕事」で夢をかなえる女性たち』
手仕事の素晴らしさを堪能できる本です。登場する女性たちの生き方に共感したり、尊敬したり。これからの生き方を考える高校生に強く薦めます。
・平川克美『小商いのすすめ』
悲惨な交通事故が報道されたとき、走り方を見直すドライバーがどれだけいるのか。
人びとが、それぞれに責任を持って行動すれば、いくらか暮らしやすくなるはずだ。