さて、その2です。
季節の変わり目、ご自愛ください。
『宇宙画の150年史』 ロン・ミラー/著 日暮雅通,山田和子/訳
150年の間に描かれた様々な宇宙画。
どの年代のものも、人間の、未知なるものに対するおそれや期待が詰まっていて、好きです。
『西洋菓子店プティ・フール』 千早 茜
こんな洋菓子店が近くにあったら毎日通うのに・・
『若冲 ぞうと出会った少年』 黒田志保子
江戸時代の京絵師「伊藤若冲」。その美しく繊細な絵をよ~く見ると、葉っぱの腐った部分も描かれている。なぜ「美しくない」自然も描いたのか?なぜ裕福な商家の跡取だったのに絵師になったのか?この本を読んで少しわかった気がした。本を読んだ後、もう一度彼の絵を見てみよう。変わり者と言われながらも絵に情熱を注ぐ、一青年の姿を思い浮かべ、胸がキュンとなるにちがいない・・・