大賞発表の10月27日まで、あと20日!
さて、コメント紹介の第2弾です。
今回も3作品紹介いたします。
お楽しみいただければ幸いです。
・中田永一『吉祥寺の朝日奈くん』
「爽やか・ユーモア溢れる恋愛小説集。」
・紅玉いづき『ガーデン・ロスト』
「少女たちの痛みと失われる花園の甘さに満ちた物語。10代の頃は毎日を生きていくだけでとても苦しい。けれど、そんなつらさがずっと続くわけではないということ、出口はあるのだということを、この作品を通じて知ってほしいと思う。」
・バーナード・ベケット『創世の島』
「あまりSFは読まないのですが、新聞書評でおもしろそうだなと思い読んでみました。アカデミー入学のため口頭試問という形で読者に明かされる島の歴史。少女と試験官との緊迫したやりとりが進むにつれ、「なんだか・・」「もしかして・・・」と思わされつつ、最後に謎解きが。結構怖いラストだと思うのですが、色々書くとネタバレになるので。」