2014年10月9日木曜日

コメント紹介 その3






・『太陽の棘』原田マハ
戦後間もない沖縄で知り合った米軍医師のエドと日本人画家のタイラは美術を介してお互いの魂が強く結びつく。実話をもとに描かれており、自然と涙がこみ上げてきた。戦争について深く考えさせられる作品でもある。



・『ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか。 マララ・ユスフザイさんの国連演説から考える』石井光太(文)
子どもたちには、考える言葉・気持ちを伝える言葉を身に付けてほしい。そして私たち大人はその言葉にちゃんと耳を傾けたい。



・『翻訳がつくる日本語』中村桃子
洋画や外国文学の中では何故「~だわ」「~のよ」といった過剰な女ことばが使われるのだろうか。黒人俳優演じる乳母は何故「東北弁」を話すのか。これはそうした疑問に答えてくれる、そして翻訳の見方が変わる一冊。