今年もこの日を迎えることができました。
ご協力いただいた方々には心より感謝いたします。
ノミネート作品を読んだ上で、1,2,3位という順位をつけて選考員に投票してもらい、
1位=5ポイント、2位=3ポイント、3位=1ポイントで集計しました。
その結果、以下のように「とっとり 秋の読書大賞2015」の大賞が決定しました!
○大賞
『跳びはねる思考』 東田直樹 73pt
今回、このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄です。
どうも、ありがとうございました。
「跳びはねる思考」は、僕の考えや思いを伝えることで、自閉症者がどのような生きづらさを抱えているのか、皆様に知っていただければ、という願いを込めて書いた作品です。
僕は大人になり、生きることに不器用な人が、世の中にはたくさんいることを知りました。
誰もが、自分の居場所に迷っています。
跳びはねているのは体だけではなく、僕の思考も、宙を舞うみたいに自由に大空を駆け巡っていると感じることがあります。
心を解き放った時に見えている風景、それを僕は大切にしたいのです。
2015年10月吉日
東田直樹
○ノミネート作品順位
・『鹿の王』 上橋菜穂子 43pt
・『君の膵臓をたべたい』 住野よる 37pt
一次選考でバラエティ豊かな作品が寄せられる度に、胸が躍りました。
別々の場所で本を手渡している仲間がいることのありがたさを感じます。
この企画が誰かの本との素敵な出会いにつながるといいなと思います。
「あきどく」も今年で6回目。
こうして続けていけるのも、参加してくださる方、楽しみに待ってくださっている方、協力してくださる方・・・
皆様のおかげで成り立っている企画だと実感しています。
もう少しだけ、関連したお知らせをアップする予定です。
今しばらくお付き合いいただきますようお願いし ます。