2015年10月6日火曜日

コメント紹介 その3





・『分解してみました』トッド・マクレラン/著金成希/訳

タイトル通り分解された製品の数々。部品が整然と並べられた写真もばら撒かれた写真もとてもかっこいい。



・『ビオレタ』寺地はるな

とても大切ななにかを、どうしても手離さなくてはならなくなったとき。大きな悲しみも、いつの日か静かな気持ちで思い出せるようになったとき。菫さんの雑貨屋「ビオレタ」に行って、「棺桶」なるただひとつの箱を選んで庭に埋めたい。そう思った。



・『ぼくのニセモノをつくるには』ヨシタケシンスケ

この本は、絵本の体裁をした哲学書ではないかと思います。と言ったら堅苦しいかもしれませんが、気楽に読めて、でも読みながら「自分とは」と考えさせられる、そんな本です。自分を振り返る、そして自分を受け入れるためのきっかけに、ぜひ。



・『ほぉ...、ここがちきゅうのほいくえんか。』てぃ先生

保育士によるツイッターの書籍化。身体測定で大きくなったのを悲しんで「やだ・・・せんせいにだっこしてもらえなくなっちゃう」、転んでも泣かないことを褒められて「なきかたなんてわすれちまったよ・・・」など、園児たちの思わぬ一言にほっこりする。